2010-01-01から1年間の記事一覧

へんな日本人

フジテレビの月9ドラマに出ている林さんが美しい。とにかく林さんの出演シーンしか見てないので、いまだにドラマのタイトルも知らない、ストーリーがどうなってるのかもわからない。どうせたいしたドラマではあるまい。林さんが出ているだけでいい。 じつに…

文化人くらたま

『週刊文春』(5月27日号)が、また「くらたま」をいじめておりますぞ。 倉田真由美が夫の前妻に訴えられた 「NHK経営委員」の資格はあるか 汚なすぎる“略奪婚”の手口 という記事によると。 くらたまが、NHKの最高意思決定機関「経営委員会」の委員候補だっ…

心配無用ちりんちりん

ウィキペディアで「大竹まこと」を調べたら、こんなことが書かれていた。 『TVタックル』で時事問題を真剣に論じていた際、共演した野坂昭如に 「あんたがそんなこと心配しなくていいんだよ」 と突っ込まれ、口ごもる場面があった。 野坂先生、おっしゃると…

アホバカまぬけ考

「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」という言葉があるが、これはほかのことにも応用できそうだ。 かしこい人はどれも似たものだが、バカはそれぞれにバカである。 成功者はどれも似たものだが、失敗した人はそれぞ…

オープンソース信者は共産主義の夢を見るか

違法なダウンロードの増加により、音楽業界では、CDだけでなく、ダウンロードまで売れなくなっているという。音楽業界誌『オリコン』の小池恒社長は「“音楽はタダ”という間違った認識が蔓延している」と語っている(産経新聞5月7日)。 しかし、いまさら嘆い…

なべて世はこともなし

宮崎県の牛や豚が口蹄疫に感染して、殺処分が6万頭を超しているとか。これが気になってここ数日、テレビのニュースを見てたけど、ぜんぜんやらないな。これだけやらないと、いっそ、すがすがしいな。山田花子の結婚とか、誰が見たいんだよ。 もう手遅れなの…

反対すれば地主が儲かる

沖縄の基地問題であるが、テレビや新聞の報道を見ると、じつに単純な構図である。沖縄の人たちはみんな米軍基地に反対しているのに、政府がゴリ押しして、けしからん。善良な市民を苦しめる悪い政治家ども。沖縄の美しい心を踏みにじるな。あいかわらずであ…

「ぐるりのこと」的なもの

一部で評価の高い映画『ぐるりのこと。』を見たのだが、期待はずれだった。 リリー・フランキーと木村多江が、夫婦を演じている。やがて妻は妊娠するのだが、生まれてきた子供はすぐに亡くなる。その死亡理由は映画では説明されない。子供の位牌が写され、そ…

「かもめ食堂」的なもの

一部で評価の高い映画『かもめ食堂』を見たのだが、期待はずれだった。 荻上直子監督の『バーバー吉野』は、冒頭の映像がよかったが、今度の『かもめ食堂』もまた冒頭の映像だけがよかった。 日本人の中年女が一人でフィンランドで、食堂をやっている話であ…

「愛のむきだし」的なもの

一部で評価の高い映画『愛のむきだし』を見たのだが、期待はずれだった。 おもしろかったところといえば、敬虔なクリスチャンの親子がそれゆえに罪を犯し、神の名のもとにその罪が簡単に赦される、という展開だけだ。ただ、神父が「懺悔」という言葉を使うこ…

いいこと考えた

Twitterというのが流行っているみたいだが、さっぱりわからん。「おはよー」とか書いて、それを他人に読ませて何がおもしろいのか。わざわざそんなことのためにパソコンを起動させてネットにつないで、あるいはケータイを使うにしてもだな、いちいち文字を打…

モルとかケラとか

タナダユキ『モル』 2001年ぴあフィルムフェスティバルのグランプリ受賞作。『百万円と苦虫女』で第49回日本映画監督協会新人賞を受賞した監督のデビュー作。 ということで見たけど、どこがいいのかさっぱり。品がなくて、さわがしくて、安っぽくて、学生の…

貧すれば鈍する

朝日新聞の全面広告で草刈民代がヌードを披露していると知って、すわ、と図書館へ走る。金も名誉もあるのにいまさらなんで? 10年、いや20年遅かった気も。ヌード広告について朝日新聞社は、「弊社広告掲載基準にそって審査し、掲載しました」とのコメントを…

企画はパクリ

ジョージ・クルーニー監督の『コンフェッション』を見る。 チャック・バリスが書いた自伝が原作で、それを『マルコヴィッチの穴』のチャーリー・カウフマンが脚色している。自伝とはいえ、テレビ番組のプロデューサーをしながら、じつはCIAの秘密工作員で…

革命以前、革命以後

若松孝二がむかし撮った『赤軍派-PFLP 世界戦争宣言』のDVDが出てたので、レンタルしてくる。完全なプロパガンダ映画。だが、そこがいい。少なくとも『実録・連合赤軍』なんかよりずっといい。時間も短いし。 『実録・連合赤軍』というのは、ほんと、くだら…

無知な人

NHK『ためしてガッテン』「脳元気!ラクラク速読術」を見る。 ゲストの松本明子が司会者から「読書はお好きですか?」と問われて、次のようなことを答えていた。 「寝る前に、本を読もうと思って、1ページ読んで、うとうと(笑)。それで寝てしまうんですね…

シナの検閲とグーグル八分

米Google(グーグル)がシナ本土から撤退し、ネット検索サービスの拠点を香港に移動させた。検索結果の検閲をめぐる同国政府との交渉が物別れに終わり、「言論の自由」が保障されない環境下でのサービス継続は困難と判断した。 このニュースで、シナの言論統…

武将まなべ

横山光輝の長編マンガ『三国志』第7巻(愛蔵版・潮出版)の巻末に、眞鍋かをりインタビューが載っている。 それによれば、眞鍋さんは『三国志』のゲームがきっかけで、潮漫画文庫の横山『三国志』全30巻をセットで買い、すでに二回通読しているという。 好き…

俺は横になったまま起きている

もーやだ。ジャニーズのタレントが出る芝居はぜんぜんチケット取れないんだもん。 てなわけで、もうあきらめていた蜷川幸雄演出の『血は立ったまま眠っている』ですけど。立見でもいいやと思って当日券を買ったら、これがあなた最前列。はしっこだけど。 そ…

グルメ批評の薄情さ

小腹がすいて、目についた小さなラーメン屋にふらっと入ったんだけど、これが思いのほかうまかった。おれはグルメにまったく興味がないので、もしかしたら有名な店かと思い、ネットで調べたら☆5つ満点のうちの、☆2つしかない店だった。 それでその店につい…

二世タレント考

芸能人の子供が続々とデビューしているようだが、それはべつにかまわない。もともと芸能というのは親から子へ、師匠から弟子へ、伝承されてきたものだからだ。 しかし最近の二世タレントは、どれもあまり売れてないようだ。 考えるに、これは芸の質が変わっ…

サイン会に行け

えーっ、桜庭一樹って結婚していたのか。しかも相手は吉本の売れない芸人って。ほとんど収入のない男だろ。チャレンジャーやな。水道橋博士が語る、友野英俊と桜庭一樹との出逢い。 ◇ ぜんぜん書いてないけど、去年はいろんな美術展に100回くらいは行ったん…

ビートルズ以前

ビートルズが登場する前のアメリカン・ポップスが好きだ、という人がいて、なるほどなあ、と思ったことがある。 ビートルズ以前にも大衆音楽はあったし、とりたたて貧しくも暗くもなかった。庶民は歌い、歌手を愛した。 ビートルズと比べれば単調なサウンド…

おかしなオモチャ

明和電機がやってるナンセンス・オモチャ研究所は、おもしろい。 テレビで紹介されているのを見たとき、その発想法に感心した。この方法だったら、だれでも簡単にナンセンス・オモチャが作れてしまう。 で、この発想法はべつのものに応用できるんじゃないか…

クレバー・ハンス錯誤とピグマリオン効果

先日もちょっと紹介した『ものの見方考え方・第2集・手品・トリック・超能力』(季節社)という本に、「クレバー・ハンス」という馬のことが載っていた。 この飼い主はフォン・オステンという人で、高等動物には人間と同じくらいの知能があるという考えの持…

文芸誌というもの

文芸誌というのがいくつか出ているが、おれは買ってもまともに読んだことがない。だって、つまんねえんだもん。 あんなもん、なくなっても誰も困らないと思うのだが、まあなんか伝統があったりしてつぶせないんだろう。 それで実際のところ、どのくらい売れ…

共産主義的、性的人間

DVDで『コミュニストはSEXがお上手?』というドキュメンタリー映画。 かつて分断されていた東西ドイツのセックス事情を調査したもの。それによると、西よりも東ドイツの方が性的に進んでいたという。 西ドイツは資本主義で、性産業は氾濫しているし、自由…

だます人、だまされる人

『ものの見方考え方・第2集・手品・トリック・超能力』(季節社)という本に、佐藤忠男「『だます』ことと『だまされる』こと」という論文が載っている。そこで紹介されている伊丹万作のエッセイが興味深いので、孫引きになるが紹介してみたい。 敗戦の翌年…

みんなで君が代を歌おう

日本の演劇界はいまだにバカ左翼が幅を利かせていてうんざりする。全共闘くずれなんかさっさとくたばれ。 そういうわけで、永井愛『歌わせたい男たち』(而立書房)。 この芝居は見てなくて、戯曲だけ読んだ。 都立高校の卒業式の日に、国歌斉唱をさせたい教…

おれのメモ術

図書館で、『週刊新潮』2月4日号。 【特別読物】1万2000人と寝た男「ウォーレン・ベイティ」の口説き方 なる記事によると、このおっさんはもてるらしい。 マドンナが友人に語ったという話はこうだ。 彼は車から電話してきて、「いまそこからハーフ・マイルの…