2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
一部で評価の高い映画『ぐるりのこと。』を見たのだが、期待はずれだった。 リリー・フランキーと木村多江が、夫婦を演じている。やがて妻は妊娠するのだが、生まれてきた子供はすぐに亡くなる。その死亡理由は映画では説明されない。子供の位牌が写され、そ…
一部で評価の高い映画『かもめ食堂』を見たのだが、期待はずれだった。 荻上直子監督の『バーバー吉野』は、冒頭の映像がよかったが、今度の『かもめ食堂』もまた冒頭の映像だけがよかった。 日本人の中年女が一人でフィンランドで、食堂をやっている話であ…
一部で評価の高い映画『愛のむきだし』を見たのだが、期待はずれだった。 おもしろかったところといえば、敬虔なクリスチャンの親子がそれゆえに罪を犯し、神の名のもとにその罪が簡単に赦される、という展開だけだ。ただ、神父が「懺悔」という言葉を使うこ…
Twitterというのが流行っているみたいだが、さっぱりわからん。「おはよー」とか書いて、それを他人に読ませて何がおもしろいのか。わざわざそんなことのためにパソコンを起動させてネットにつないで、あるいはケータイを使うにしてもだな、いちいち文字を打…
タナダユキ『モル』 2001年ぴあフィルムフェスティバルのグランプリ受賞作。『百万円と苦虫女』で第49回日本映画監督協会新人賞を受賞した監督のデビュー作。 ということで見たけど、どこがいいのかさっぱり。品がなくて、さわがしくて、安っぽくて、学生の…
朝日新聞の全面広告で草刈民代がヌードを披露していると知って、すわ、と図書館へ走る。金も名誉もあるのにいまさらなんで? 10年、いや20年遅かった気も。ヌード広告について朝日新聞社は、「弊社広告掲載基準にそって審査し、掲載しました」とのコメントを…
ジョージ・クルーニー監督の『コンフェッション』を見る。 チャック・バリスが書いた自伝が原作で、それを『マルコヴィッチの穴』のチャーリー・カウフマンが脚色している。自伝とはいえ、テレビ番組のプロデューサーをしながら、じつはCIAの秘密工作員で…
若松孝二がむかし撮った『赤軍派-PFLP 世界戦争宣言』のDVDが出てたので、レンタルしてくる。完全なプロパガンダ映画。だが、そこがいい。少なくとも『実録・連合赤軍』なんかよりずっといい。時間も短いし。 『実録・連合赤軍』というのは、ほんと、くだら…
NHK『ためしてガッテン』「脳元気!ラクラク速読術」を見る。 ゲストの松本明子が司会者から「読書はお好きですか?」と問われて、次のようなことを答えていた。 「寝る前に、本を読もうと思って、1ページ読んで、うとうと(笑)。それで寝てしまうんですね…
米Google(グーグル)がシナ本土から撤退し、ネット検索サービスの拠点を香港に移動させた。検索結果の検閲をめぐる同国政府との交渉が物別れに終わり、「言論の自由」が保障されない環境下でのサービス継続は困難と判断した。 このニュースで、シナの言論統…
横山光輝の長編マンガ『三国志』第7巻(愛蔵版・潮出版)の巻末に、眞鍋かをりインタビューが載っている。 それによれば、眞鍋さんは『三国志』のゲームがきっかけで、潮漫画文庫の横山『三国志』全30巻をセットで買い、すでに二回通読しているという。 好き…