2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

伝説のウドフェス

ビートルズ世代というのは、信用できない。 当時は、ビートルズよりも舟木一夫の方が、人気があった。と中森明夫が書いていたが、その通りであろう。 日本のポピュラー音楽史的にも、舟木一夫のほうが重要である。 みずからを、ビートルズ世代などといい、『…

2億5千万ドル

英文のメールが来て、おれが宝くじに当たったと、ぬかしやがる。 その額、2億5千万ドル。TBSを買収してやる… とか、林家正蔵にご祝儀やるか… とか、夢想にふけりつつ、「南アフリカ ワールドカップ 宝くじ 2010」なんて、見るからに怪しい。ネットで調…

ロング・グッドバイ

村上春樹・訳『ロング・グッドバイ』 レイモンド・チャンドラーの傑作ハードボイルド。『長いお別れ』という邦題よりはいい。 その構成を研究して(パクって)、『羊をめぐる冒険』が書かれたのは、わりと知られております。 あいかわらず売れているようで、…

つか版・忠臣蔵

『つか版 忠臣蔵』という古いビデオをレンタル。つかこうへい、作・演出によるテレビドラマ。昭和57年の大晦日、テレビ東京で放映。つか作品で、映像化されたものはどれも失敗していますが、これは、おもしろかったです。風間杜夫、平田満は、もちろん、 松…

ロッキー

ギャオで映画『ロッキー』バカにしてたけど、ちゃんと見ると、いい映画でした。おれが年取ったせいだろうか。町山智浩『映画の見方がわかる本』によれば、映画のモデルとなったのは、モハメド・アリと戦ったチャック・ウェプナーという無名のボクサー。1975…

敵討ちのルール

読売新聞コラム・半藤一利「古今をちこち」に、よりますと。徳川時代には、敵討ちが、認められていたわけですが、その規範となる「徳川成憲百箇条」は、 「殺された者の子葉が 敵討ちを願い出たなら、登記して希望通りにさせよ。ただし、又敵はいけない」 と…

中上健次の酒癖

ビートたけし、浅田彰、渡辺直己、四方田犬彦、リービ英雄、松岡正剛、中森明夫・・・これらの人は、生前の中上健次と交友があり、かつ、中上氏から、「小説を書けよ」と言われた人たちであります。他にも、生前の中上健次を知る人に、氏の思い出を語っても…

ハーマイオニー・グレンジャー

フジテレビで『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』3作目にもなると、さすがに、長く感じます。冒険にも、ファンタジーにも乗り切れないまま、残りは録画して、途中棄権。うーん。 なぜか急に、さめてしまった。主役の三人が、大人になったせいか。 それ…