2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

おっさんの妄想

『息もできない』という映画を、『竜二』あたりと並べて絶賛している評を読んでいやな予感がしていたのだが、やっぱりつまらぬ素人映画だった。ヤクザと女子高生の純愛などというのは、おっさんの妄想である。 北野武の映画もそうだが、ヤクザは人間の屑であ…

舞台女優とか

大竹しのぶは、くだらぬバラエティ番組によく出ているが、舞台の出演料だけでは食えないのだろうか。ほかにも舞台でいい芝居をしている役者が、テレビでバカをやっているが、ああいうのは八百屋のおばさんにも名を知られたいという芸能人の欲であろうか。 大…

隠れキャラのような

映画『現代やくざ 人斬り与太』(1972年)は、冒頭に銭湯での乱闘シーンがある。この時、菅原文太に斬られる刺青を背負ったおっさんのチンコがはっきり映っている。DVDのコマ送りで確認したから、たしかだ。 映倫も、見逃しがあるのか。はたまた、特典映像か…

演歌という発明

輪島裕介『創られた「日本の心」神話』(光文社新書)を読む。 「演歌は日本の心」などと言うが、「演歌」が生まれたのは1960年代後半であり、たかだか40年程度の歴史しかない。演歌は、いかにして「日本独自の国民的」ジャンルとなったのか。著者はそれを膨…

現代音楽なら手をたたこう

熊さん「ちょいとお尋ねしますがね、現代音楽ってのは、なんですか?」 ご隠居「なんだね、やぶからぼうに」 熊さん「うちのカカアが、言うんでさあ。おまえさん、Jポップばかり聴いてないで、たまには現代音楽でも聴いたらどう?って」 ご隠居「インテリの…