日記であります

えっと、日記です。
という書き出しを、ずっと前の日記で使ってみたのだが、もちろんこれは、新井素子のパロディとして書いてみたのだが、

ふと、書店で、新井素子さんの文庫本を手にとって見ると、あとがきの、書き出しが変わっていた。

あとがきであります。

なんと、もう、「えっと、あとがきです。」とは、書いてないんだ。知らなかった。

すると、最近の若いもんは、「えっと、日記です」と書いても、新井素子のパロディとは、わからなかったのか。
新井素子研究会」というサイトで調べると、1985年の『ひとめあなたに…』(角川文庫)で、はじめてこの「あと書きであります。」が登場するようです。

なんだ、もう20年以上も、「あと書きであります。」じゃん。
ケロロ軍曹よりも、先であります。

まあ、おれとしても、『グリーン・レクイエム』あたりまでしか、読んでないわけであるが…。

いや、新井素子を、ライトノベルとか、ジュブナイルSFの範疇のみで捉えるのは、間違っているのかも。

いつか、深刻で、重厚な小説を書いて欲しいであります。