「被害女性にも隙がある」と早稲田大学がセクハラ教授に寛大な処分

「俺の女にしてやる」の名台詞で一躍ブレイクして日本セクハラ史上に燦然とその名を刻んだ渡部直己が、退職金でウハウハらしいと話題なので、調査しました。
 渡部直己といえば、村上春樹を「最悪の文学」と罵倒し、林真理子らの小説は紋切型の「電通文学」だと蓮實重彦そっくりの文体で嘲笑するかたわら、作家になりたいという夢を抱いて早稲田大学文芸コースに進んだまじめな文学少女を、教授という立場を利用して「俺の女にしてやる」とセクハラの毒牙にかけたことで知られています。
 渡部直己の父親は渡部敬太郎という統合幕僚会議議長で、自衛隊の大幹部です。
 あっ・・・(察し)
 そんな家柄のよさと、蓮實重彦の腰ぎんちゃくという風聞にもめげない精神力で、早稲田大学で教授まで上り詰めた渡部直己ですが、セクハラがばれて解任されました。ところが懲戒免職ではないため、退職金が支払われました。
 早大は、退職金の返還を勧告したのですが、渡部直己はこれを拒否。
「プレジデントオンライン」の取材に対し、渡部直己代理人である大口弁護士は、「退職金は返還しない。退職金とは賃金の後払いという性格があり、返還する必要がないためだ」と、あっけらかんと答えています。
 この弁護士は、法律にくわしいですね。
 渡部直己はセクハラ三昧で、いい思いをしたあげくに、退職金までもらって、うらやまけしからん、と街の声。
 早稲田大学はこのほか、被害女性に不適切な対応をしたとして、現代文芸コースの教員2人を「訓戒」という、ちょー軽い処分にしました。たぶんセクハラに対して世間の目がきびしいことから、内心では「ちっ、うっせーな」と思いながらも、「反省してまーす」と口先だけでも謝っておこうと思ったのでしょうね。
 セクハラにやさしい早稲田大学です。
 この教員が誰なのか調べてみると、一流文芸誌『すばる』(2018年5月号)の「ぼくとフェミニズム」という特集で、えらそうにフェミニズムについて語っていた水谷八也教授だと判明しました。
 セクハラの被害女性がすがるような決死の思いで、水谷八也に相談したところ、水谷八也は「面倒なことに巻き込まれるのは嫌だな」と発言した上、被害女性の言動について「隙がある」などとコメント。被害について「外では言わないほうがいい」と、事実上の「口封じ」とも言える対応を行なったそうです。
 一流文芸誌『すばる』(2018年5月号)の「ぼくとフェミニズム」という特集で、えらそうにフェミニズムについて語っていた水谷八也教授が、です。
 大事なことなので二回言いました。
 さらに、被害女性が渡部直己の名前を言う前に、水谷八也は「師匠(渡部直己のこと)なのか、弟子なのか」と聞いていたことも早大の報告書で明らかにされました。水谷八也によるこの見立てに対して、被害女性は「師匠のほう」と答えました。
 これは含みのある台詞ですね。
 渡部直己の弟子といえば、市川真人です。そしてこの市川真人こそ、水谷八也とともに訓戒処分を受けたもう一人の教員なのです。
 市川真人といえば、『王様のブランチ』で優香や本仮屋ユイカ新川優愛と共演し、若いぴちぴちしたブランチレポーターに囲まれて、司会の谷原章介から「学生からの人気ナンバーワンの早稲田大学講師」などと呼ばれて、芸能人きどりでニタニタしながらテレビ出演してお茶の間にもおなじみの、あの市川真人です。
 自分が編集主幹をしている雑誌『早稲田文学』で「女性号」と題して、えらそうにフェミニズムを特集していたのが、市川真人です。
 その市川真人渡部直己の弟子を自称するだけあって、セクハラ被害女性に対して、「君がここまで成長できたのは、渡部先生のおかげなんだからちゃんとお礼を言ってあげて。もうおじいちゃんなんだから」などと意味不明のことを言い、カツ丼をぺろりと平らげたそうです。


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早稲田文学2018年初夏号 (単行本)

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