早起き、バスロマン

おいテレビ局、女子アナというのは、あれは顔で選んでるんだろ。

日テレの古閑陽子アナは、かわいいですぞ。
「ズームインSUPER」のオープニングでは出演アナがずらっと並ぶんだけど、なぜか古閑さんはいつも後ろの列にいて、背が高い羽鳥アナの陰に隠れてしまっていた。「羽鳥、しゃがめ」と、おれはテレビの前で何度叫んだことか。

テレ朝「やじうまプラス」のお天気コーナー担当の加藤真輝子アナは美人ですぞ。
しかしまあ、これだけ毎年毎年、若くてきれいな女が入社してくるんだから、そりゃ30過ぎの女子アナとか病んで腐って壊れていくだろうなあ。


週刊現代』(12/26・1/2号)に細川ふみえのヌードが載っていると知って、すわ、と書店に走る。また篠山紀信か。十年遅かったという声が多いようだが、場末の温泉芸者みたいなもので、これはこれで需要があるのだろう。

それにもうひとつ考えておかねばならぬことは、美人なるがゆえに大損をする例が非常に多いということです。
男に持(も)て、ちやほやされていい気になっているうちに、いつの間にか年を取ってしまったこの元美人は、それまで外面の美に寄り掛かっていたため、中身は何もなく、心が貧しくなってしまっていて、年輪の美しさが少しも感じられない。親からもらった遺産で居食いしていたため一文なしの乞食になってしまったようなものです。
長い目で見れば、美人に生まれついたこともまた不幸のもとになりうるのです。
福田恒存『私の幸福論』ちくま文庫・26ページ)