パラダイス山元というネトウヨが、ホンモノのサンタクロースを自称して、つむじ風追い越して、「トイザらス」にやって来る、と話題なので、まとめました。
・パラダイス山元は、ホンモノのサンタクロースである。
・パラダイス山元は、1998年、史上最年少の35歳で公認サンタクロースの試験に合格した。
・パラダイス山元は、オーストラリアを含むアジア地域で、たった一人の公認サンタクロース。
・パラダイス山元を公認したのは、「グリーランド国際サンタクロース協会」
・おもちゃの「トイザらス」が、「グリーランド国際サンタクロース協会」の公認パートナーに。
・パラダイス山元がツイッターで、中国や韓国へ差別発言をして炎上。
・差別主義者をこどもたちのイベントに使うな!と「トイザらス」に抗議が殺到。
・怒りのネット民が、パラダイス山元のあやしいサンタ商売を調査。
・「グリーランド国際サンタクロース協会」は、本部も、各国の支部も存在しない。
・あるのは日本支部だけで、その代表は「パラダイス山元」
・パラダイス山元によれば、「グリーランド国際サンタクロース協会」日本支部は、非営利団体。
・ところが、NPOの登録もなければ、収支報告書もない。
・テレビやイベント出演の報酬は、「パラダイス家の食費になります」と発言。
・日本支部の japan-santa.com ドメインは、小山薫堂が代表を務める(株)オレンジ・アンド・パートナーズという会社の保有。
・小山薫堂の会社は「世界サンタクロース会議 in 天草」という企画もやっている。
・あっ・・・(察し)
つっこみどころがありすぎて、草生えるw
小山薫堂という名前が出てくるところなんか、ぞくぞくしますね。
小山薫堂は『もったいない主義』(幻冬舎新書)の中で、次のように語っていました。
東北芸術工科大学の学生を相手に、ブランディングについての授業を行なったときのこと。
「ハウス」のカレールーを使った普通のカレーを用意。
「このカレーを食べたい人は?」と学生に呼びかけるが、誰もいない。
ところが、「イチロー選手がよくテレビなどで「世界一、おふくろのカレーが好きだ」といっているカレーがこれ。食べてみたい人はいますか」と呼びかけると、みんなが食べたいと殺到した。
イチロー選手のお母さんが作ったというだけで、こんなにも「食べたい!」という気持ちが生まれる。それはつまり、このカレーの物語に共感したり感情移入したりしたからだ。こんなふうに感情移入をさせるのがブランディングというものだそうです。
ようするにこの方法で、ただのサンタクロースでは商売にならないが、「グリーランド国際サンタクロース協会」公認とすれば、「トイザらス」まで釣れるというわけですね。
ちょろいもんです。
こういうやつらは、ずっとこんな商売を続けていくんでしょうね。
よいこのみんなは、こんな大人になっちゃだめだぞ。
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