ウディ・アレンの死生観

読売新聞に、ウディ・アレンのインタビューが載っていました。
そこから引用します。

人生については極めて悲観的だ。

芸術が人間の持つ悲惨さを埋め合わせるとは思わない。
人間の運命とは、達成した結果と無関係で、全く嫌になる。

あなたの人生にも意味など無い。
死ねば永遠に消えるだけ。
病死かもしれないし、老衰かもしれない。
愛する人も死ぬ。
いずれ宇宙そのものも消えてなくなり、シェークスピアもベートーベンもレンブラントも消える。

歓喜や愛、芸術的な達成感の瞬間をいくら積み上げても、長い長い暗黒の時に匹敵するはずもない。