2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

蓮實重彦に目が眩んで

伊丹十三と蓮實重彦は、伊丹氏の手料理を食しながら、対談するほど仲が良かったのに、映画『お葬式』のあとは、絶縁状態だったようだ。その原因は不明であるが、蓮實重彦は『帰ってきた映画狂人』で、こう述べている。 324ページから引用 『お葬式』はちっと…

人材の無駄遣い

アニメ『ミヨリの森』 フジテレビの大宣伝にだまされて、見る。ミヨリの顔がこわい。昔のエロ劇画風。どうせ子供向けなんだから、萌えろとはいわないが、もう少しどうになからなかったのか。 総製作費2億円&製作期間3年の超大型テレビアニメ 千と千尋・もの…

ハゲタカ

NHKドラマ『ハゲタカ』 再放送でやっと見ることができた。いろんなエピソードを詰め込みすぎて、後半は、突っ込みどころ満載でしたね。まあ、近頃は、何の「ドラマ」もないドラマが多いので、このくらい詰め込まれている方が、お得感がある。手持ちカメラ…

ポロリもあるよ

たとえば、DVDの『エマニュエル <ヘア解禁版>』というタイトルを見て、この国はいつの間に、陰毛をさらすことが解禁されたのかと、思うわけです。法的な根拠に基づいて、「解禁」されたのではなく、いつの間にか、なしくずし的に、容認されるようになっ…

日雇い

最近テレビでも、「日雇い派遣」という言葉が普通に使われているが、「日雇い」というのは、放送禁止用語だったのでは。自主規制されていたものが、若いディレクターあたりがそうとは知らず、使っているのだろうか。「日払い」と言い換えているところもある…

なしくずしの死

真夏の夜のジャズということで、YouTubeで阿部薫の演奏。 阿部薫は伝説のアルトサックスプレイヤー。 1978年に、29歳で死んだ。 動いている姿を見たのは初めてです。ビデオの終わりの方に映っているのは、五木寛之だと思うけど、何かの番組なのだろうか。 そ…

イルカの絶滅の日

ヨウスコウカワイルカが絶滅、人為では有史以来初 (産経新聞 8月10日) 「長江の女神」ともいわれる希少種の中国・長江(揚子江)の淡水イルカ「ヨウスコウカワイルカ」について、日・中・米・英の研究者による調査チームがこのほど、英王立協会の生物学専…

コラムの書き方

福田和也『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』1、2まあ、こういう本は、イチローに「毎年3割を打つ方法」を、たずねるようなもの。彼と我とでは、そもそも才能が違う。毎月刊行されている新書をすべて読む宮崎哲弥は、自分より読書量の多い人に、福田和也…

テロリストの叙情

元「頭脳警察」のPANTAが、重信房子の詩に曲をつけ、アルバムを出した。FOOTSTOMP徒然ダイアリー連合赤軍の永田洋子は、獄中で少女漫画風のイラストを描いていて、大塚英志はそれを「乙女チック」とフェミニズムの観点で、論じていたが。日本赤軍の重信…

女性党 ブスの産地

「週刊新潮」8月9日号の記事から。 「女性党」の正体は「化粧品会社」だってこれはびっくり。比例区70万票も獲得した「女性党」の母体は、アイスターという化粧品会社だという。社主は元創価学会員であり、宗教法人「和豊帯の会」の教祖。ウィキペディアによ…

うつけ者

ミニバイクの酒気帯び運転で、さすが「うつけ者」の子孫、との声もあるフィギュアスケートの織田信成選手であるが。 ほんと、信長によく似た顔をしている。もっとも信長の顔なんて、教科書の挿絵でしか知らないのだが。織田信成選手は、信長から数えて十七代…

時をかける少女

テレビでアニメ『時をかける少女』 なつかしいなあ、と思いつつ見る。少し気になることがあったので、書店へ寄ったついでに、原作の文庫本を立ち読み。それで、いったん本を書棚に戻し、別の棚を回って、やっぱり買おうと思って、戻ると、書棚から本が消えて…