芸能

歌舞伎というものは、いやなものだなあ

梨園の妻は跡取りの男子を産まなければならない。旦那の芸事のためには浮気にも耐えねばならない。贔屓筋への挨拶回りは欠かせない。女は舞台に上がれない。男子は家業を継がねばならない。幼児のうちから稽古漬けで13歳にもなれば芸者相手に筆おろしをさせ…

大喜利の何が芸ですか

桂歌丸が「裸でお盆持って出てきて何が芸なんですか」と苦言。 たしかにあんなものは芸ではない。かといって歌丸師匠の落語に芸があるわけではない。おそらく「笑点」に出ていなければ、歌丸師匠はこれほどの人気者にはならなかっただろう。 落語を守りたい…

内田理央のファンは粋だねえ

古今亭志ん生の有名な逸話で、酔ったまま高座に上がり、そのまま寝てしまい、前座が出てきて起こそうとしたら、お客は誰も怒らず「寝かせといてやれ」と言った、というのがあるんだが、内田理央師匠も。www.nikkansports.com www.youtube.com

伊野尾(TBS女子アナ+フジ女子アナ)

昨今のマスコミはといえば芸能人の不倫というどうにも品のないゴシップばかりを報じている。 誰と誰が惚れたの腫れたの、自由恋愛の世の中、どうでもいいではないか。それを興味本位で喜ぶ読者もおろかだ。人はもっと高尚な趣味や教養を持たねばならない。日…

俺たちの市川紗椰

市川紗椰さんのことが好きすぎてつらい。 市川紗椰をいじめるやつは俺が許さん! とか思ってしまう。『ユアタイム』とかいうくだらない番組の評判なんかどうでもいいし、彼女が輝ける場所はそこじゃないと思うし、さっさと降板して、俺たちの所に戻ってきて…

下劣な森繁久彌

森繁久彌が黒柳徹子に「一回どう?」と言い続けていたというのが、さも素敵なエピソードのように語られる風潮がきもちわるくて吐き気がする。 トニー谷は、舞台裏で日劇のヌードダンサーたちに抱きつき触りまくり、女性漫才師の楽屋に乱入しては「おい! お…

世界の中井貴一

中井貴一はいつどこで見ても中井貴一だから安心できる中井貴一である。映画にしろドラマにしろ中井貴一が出てくるだけで、あっ中井貴一だ、とわかる。私は演技については素人であるしそれがうまいのかへたなのかもよくわからないが、中井貴一は何の役をやっ…

雨音は夏目三久の調べ

夏目三久と芸人の有吉がどうしたこうしたというのがよくわからなくて、2ちゃんを見たらそういうことだったのかと事情がわかりすぎてびっくりした。私は朝の番組に出ている夏目三久にわりと好印象を持っていて、短髪で色白でさわやかで清楚な雰囲気からもし…

大女優の小さな事務所

吉田羊の所属事務所が小さいというのでそのホームページを見たら本当に小さくてびっくりした。社長兼マネージャーの女性と二人きりでやっているのだという。 ホームページの作りもちゃちで、ああこういう小劇場上がりの売れない女優は日本中に腐るほどいるよ…

何の因果か

小林麻央さんが、かわいそうでならない。そのブログも、読んでいるうちに涙が出てきた。一日も早く治癒しますように。神様、どうか麻央さんをお救いください。 北斗晶には、興味がない。

ファンキーモンキー加藤

ファンキー加藤という歌手は、ステージの上でぴょんぴょん飛び跳ねたり、自分の歌で感極まって泣き出したり、ものすごい迫力でこぶしを突き上げたり、手ぬぐいを頭の上でぐるぐる振り回したりする。 いい年をした大人が、たとえ人から馬鹿と思われようとも、…

「文枝 裸画像」で検索すると細川ふみえが出る件

yahoo先生から「ふみえ 裸」ではありませんか? と問い返されるんですが、いえ私が見たいのは文枝師匠の、と言いかけてやっぱり細川ふみえでいいですと、いや細川ふみえの方がいいですから。それにしても遙洋子は、「文枝と共演した10年間で紫艶は見かけず」…

日本初のスタンディングオベーション

小林賢太郎『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬舎)を読んでいたら、こんな記述があった。 音楽であれ演劇であれ、エンターテイナーがショーをやったら、最後には拍手をする。これは古くから西洋にあった習慣です。これが、明治時代に日本に伝…

サブカルジャニーズ

NHK『ニッポン戦後サブカルチャー史』を見ているが、あの受講生でずっと出てる若い俳優のコメントは、いらないんじゃないか。まあたぶん彼が愛するサブカルは俺が知ってるサブカルとはぜんぜん別の何かだろうけど、そんなにサブカル好きなら、北公次の『光GE…

おじさん、きもい

リリー・フランキーというおっさんが、きもち悪くてしょうがない。なるべく見ないようにしているのだが、NHKの対談番組の番宣で、宮沢りえに「男性の前でおならとかできますか?」と聞いてるシーンが繰り返し流れてて吐きそうになった。自分ではおもしろい話…

CDよりも株を買い占めろ

好きなアイドルに何百万もつぎ込むのなら、その金で芸能事務所の株を買ったらどうか。株主になれば株主総会に参加できる。ということは芸能事務所の経営に口を出せるわけだ。 そこでアイドルの待遇改善を訴えるのもよし、おかしなことをやっている経営陣の責…

アイドルは憲法違反である

AKB48の内山奈月さんは、恋愛禁止は憲法違反ではありませんと述べている。 「憲法は個人ではなく国家権力を制約することが目的だからです。たとえ恋愛禁止を課されていても自分の意思でアイドルの仕事を選んでいることから憲法にも法律にも違反しません」(…

松本人志の次作に期待

松本人志の映画が大コケとか。これで映画監督としての才能がないことが明らかになったと思うが、それでもまだ彼に映画を撮らせるようならそれはもう企業の責任である。 NHKでドキュメント72時間「よしもと 正念場の夏合宿」というのを見たが、ひどいものだっ…

でかくない

ミ−シャのアフリカ

紅白ではMISIAがアフリカのナミブ砂漠で歌っていたが、あの6分間の中継のために、NHKは6000万円もかけたという。その金で一体どれだけのワクチンが買えるのか、といった批判はもっともである。たかが一人の流行歌手のために6000万もかけて娯楽番組を作る、そ…

じゃんけんで決めればいい

AKB48のじゃんけん大会というのを見てはいないのだが、総選挙よりよほどいい企画だと思った。世の中の揉め事のほとんどは、じゃんけんで決めればいいのである。 なにか揉め事がおこると、「それじゃ、話し合いで解決しましょう」というのが民主主義である。…

ワカパイかー

井上和香が聞いたこともない映画監督と結婚して、なんともショックである。キムタクが工藤静香と結婚して、山田美保子が泣いたというその気持ちがちょっとわかった。 飯塚健とかいうやつの映画も芝居も見たことないので調べてみると、あのサンクチュアリ出版…

女優の一生

NHKの「課外授業 ようこそ先輩」に黒木瞳が出てて、母校の小学生たちにタップダンスを教えるというのをやってたんだけど、この小学校というのがすごい田舎にあった。福岡県の八女市立黒木小学校というので、芸名もこの町から取ったのだとか。ほとんど演歌の…

思い出のしば漬け

山口美江が死んだけど、「しば漬け」CMを代表作みたいに報じるのはいかがなものか。かといって他に何があると問われても、知らぬが。高田純次が山口美江のリップクリームを痔の薬として使っていたという話があるが、潔癖症の女性に芸能界はつらかっただろう…

後生畏るべし

『十五歳』という詩集を読んだ。著者は1970年代始めに中学・高校生の青春を送った。そんな激動の時代に生きた一人の若者の、魂の叫びともいうべき詩集である。 『若者の詩』 若者は口ずさむ平和の歌を…… デモ 全学連 捕まっても平気だ おれたちには明日があ…

男の責任

あやしい宗教に洗脳されている久本雅美のことを、オセロの中島知子が心配しているという。あ、逆か。 どうして占い師なんかに、と言うが、朝っぱらから「今日の占い」などとテレビがやってるんだから、洗脳されるやつも出てこよう。なんにせよ『王様のブラン…

芸術家だもの

NHKの「BSコンシェルジュ」という番組に、宮本信子が出演、伊丹十三について語る。司会は青木さやか。これがひどい。 青木「私、伊丹監督の映画、大好きなんですよ」 宮本「でもあなた、まだ子供だったでしょ?」 青木「小学生の時に、『お葬式』をテレビ…

誰が演歌を聴くのか

森田芳光が死んだけど、その61歳という年齢にみんな驚かなかっただろうか。そんな歳だったのかと思った。ジジイである。61歳といえば、まちがいなくジジイである。しかしあのみずみずしい映像感覚をうたわれた映画監督にしてジジイなのであるから、これは世…

紅白のユーミン

去年2ちゃんねるで「浜崎あゆみが京唄子化」というスレに笑ったけど、紅白のユーミンは「美空ひばり化」であった。むかし近田春夫がユーミンに、「美空ひばりの後を継げるのはあなたしかいない」ということを言ったら、露骨にいやな顔された、というエピソ…

舞台女優とか

大竹しのぶは、くだらぬバラエティ番組によく出ているが、舞台の出演料だけでは食えないのだろうか。ほかにも舞台でいい芝居をしている役者が、テレビでバカをやっているが、ああいうのは八百屋のおばさんにも名を知られたいという芸能人の欲であろうか。 大…