2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4号警備・折々のバカドラマ

NHKの『4号警備』の第2話を見たが、なんじゃこりゃ、というドラマだった。かつて巡査だった青年が勤務中に、恋人がストーカーによって殺されたことから、警察は被害者を守れないと思い立ち、警察官を辞めて民間の警備員に転職するのである。 それで4号警備…

夢売るふたり・折々のバカ映画

西川美和監督の『夢売るふたり』を観たが、なんじゃこりゃ、という映画だった。少女マンガ以下のひどいストーリーである。階段から落として刃こぼれもしない包丁に、子供が刺したのを見ていながら警察に言わない目撃者。 松たか子がオナニーしたり、経血で汚…

おしゃれなCM作ってるやつはみんな死ね

すっぽん黒酢の広告に出ている元フジテレビアナウンサーの露木茂がみごとである。 「どんな名演技・名演出も、はまったひとつのキャスティングにはかなわない」と伊丹十三は言ったが、露木茂ほどすっぽん黒酢に似合う男を、わたしは他に知らない。 富士には…

お笑い芸人としての吉永小百合

テレビをぼんやり見ていたら吉永小百合の主演映画『北の桜守』というのが撮影中だという。なんでも『北の零年』と『北のカナリアたち』というバカ映画に続く北の三部作というので、阿部寛が夫役で10才の子供までいるという役柄に腹がよじれるほど笑った。こ…

NHKはCMだらけ

おれもいつしかNHKばかり見ているおっさんになってしまったのだが、べつにNHKが好きなわけでもなければ信頼してるわけでもない。むしろその逆で、どうしようもないと思っている。つぶれたらいいと思っている。 とにかくCMが多いのにうんざりする。な…

永遠の佐々木

辻田真佐憲『大本営発表』(幻冬舎新書)を読んだ。戦時中、日本軍の最高司令部「大本営」がいかにでたらめだったかという論証の本である。 神風特攻隊が出撃すると、海軍と陸軍は競ってそのパイロット名を報道し、宣伝合戦を行った。特攻隊員ではないが体当…

神はなぜ沈黙しているのか

マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙』はまだ観てないが、遠藤周作の原作は読んでいる。 長崎でキリシタンが弾圧されて、拷問によってむざむざと殺されているのに、神はなぜ救わないのか、と問うのである。神はなぜ沈黙しているのか。 映画『マグダレン…

バチ当たりな感動話

映画『奇跡のリンゴ』のあらすじだけ読んだ。これもまた、うさんくさい話である。ネットで調べたらやっぱり、批判が出るわ出るわ。 こういうのは、うさんくさい本が出て、それに大手マスコミが乗っかって、バカがだまされて、ネットで真相が暴かれる、までを…