2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

優しくない三谷幸喜

三谷幸喜・脚本の芝居『君となら』の元ネタは、アラン・エイクボーンの『レラティブリー・スピーキング』(邦題「こちらがあたしのお父さん」「パパに乾杯」)だと気づいた。よくできた脚本だと思ったが、その「よくできた」部分は、エイクボーンのアイデア…

供述をくつがえす

被告が、刑事や検察官の取調べにおいて、いったんは罪を認めておきながら、裁判になるとその供述をくつがえすというのは、どうなんだろう。いろんな問題があるように思う。 取調室で刑事の暴力的な言動におびえて、やってもいない罪を自供させられた、という…

おっとう

押尾学の裁判で、亡くなった女性の母親が法廷に立った。 その証言の中で、(定年を迎える父親のことで)「娘に『おっとうが最後と決めた日に弁当を作って送り出したい。必ずその日を教えて』と頼まれていました」というのがあった。 この「おっとう」という…

うんうん、うるさい

鳥越俊太郎というタレントは、他のゲストが話しているときに、平気で「うんうん」だの「うーんうーん」だのと唸り声みたいな相槌を入れる。これが、うるさい。 その声をまたマイクがきちんと拾うのだ。みょうな低音のノイズがスピーカーから聞こえてくるもん…

道を尋ねられたり、隣に座られたり

表を歩いていると、けっこう人から道をたずねられることが多い。 「○○駅へはどう行けばいいですか?」とか。 「この近くに○○というお店はありませんか?」とか。 一日に三度もそういうことがあった時には、おれはどうやら他人から、道をたずねたら教えてくれ…

カーブはなぜ曲がるのか

おれの決め球は、カーブだ。 小学生の時に本で読んだ「カーブの投げ方」をそのまま試してみたら、本当に曲がった。ゴムボールだったけど、まるで水島新司のマンガみたいに、ククッと曲がったのだ。 これには一緒にキャッチボールしてた友達も、投げたおれも…