若林亜紀や畠山理仁の本でも書かれていたが、選挙に出ると、それをビジネスにしている連中がいろいろ寄ってきて、金をむしり取られるそうだ。初めて出馬した人はポスターやチラシの制作だとか、選挙カーやウグイス嬢の手配だとか、勝手のわからないことばかりだが、そういうことの一切を代行してくれる業者までいる。
テレビに選挙プランナーだとかいうのが出ていて、えらそうにコメントしていたが、ああいう手合いは、昔は選挙ゴロと呼んだのだ。ゴロツキである。
候補者の政策がなんであれ、金さえもらえれば応援するのだ。そのゴロツキが成功者のような顔で表に出てきて、自分はこれまで数多くの選挙に関わり、何人もの当選者を出した、などと自慢するのだから世も末である。
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