カルテットで高橋源一郎

 ドラマ『カルテット』の第3話に高橋源一郎が、満島ひかり父親役で出演していた。
 この高橋源一郎というのがとんでもない悪人で、満島ひかりを超能力少女だと偽ってテレビ出演させ世間を騒がせて、詐欺で捕まるのである。こんな高橋源一郎のせいで、満島ひかりは会社でいじめられるなどして、ずっとつらい人生を歩んできたのである。
 高橋源一郎は、お金を貸してくれた恩人が入院しても「風邪をうつされるのがいや」という理由で見舞いにも行かないのである。30階建てのビルを造って25階までできたところで、高橋源一郎の手抜き工事が発覚して、それでつぶれた会社まであったのに、高橋源一郎はその日にラーメン屋で「スープがぬるい」と言って作り直させるのである。まったく、あきれた男である。
 高橋源一郎に、ふさわしい役であった。