奴隷ガールズコレクション

 この冬イチ押しのガールズ系トップブランドについて、まとめてみました。
 セシルマクビーが大人気ですね。
ガイアの夜明け』(12月12日)で紹介されました。
 あのおしゃれな洋服は岐阜県内の縫製工場で作られています。中国人の技能実習生たちを、なんと時給400円で、こき使ってるんですね。
 奴隷で、がっちり!儲けてますね。
 一人当たり630万円以上の賃金や残業代も未払いです。請求した実習生はクビにされ、寮も追い出されました。縫製工場は計画倒産して支払いを踏み倒し、すぐにまた社名を変えて開業しました。
 うまいことやりましたね。なにしろ縫製工場には原武之というやり手の弁護士がついています。
「いけなくないもん。国がいいって言っているんだから」
「だってやれるんだもん。法律が認めているんだから」
 原武之弁護士は、法律にくわしいですね。
 組合つぶしをはかる干渉行為で名古屋弁護士会から懲戒相当の議決を受けていながら、児童相談所にも関わっていて、笑顔がステキな駒崎弘樹氏が代表を務める病児保育のNPOフローレンスの理事でもあります。
 ブレイクしそうですね。
 実習生たちを支援する組合の代表者は、親会社へ要請文を手渡しに向かうのですが、ここでも門前払い。
 親会社の弁護士は、番組ディレクターとテレビ東京宛に、次のような回答書を送りつけます。
 実習生との間に法的契約や労使関係は無く、法的要求を受ける立場も義務もない。「法的義務のないことについて、取材には応じられません」と、きっぱりと取材拒否。もしもセシルマクビーの商品とわかるような映像を使ったら、「放送倫理・番組向上機構BPO)に苦情申し立てすると共に、回答人の名誉や信用を棄損するような場合には、然かるべき法的処置を取りますので、ご承知おきください」ですってよ、奥様。
 さすが、「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする(弁護士法第1条)」ですね。
 奴隷が泣きながら作ったおしゃれワンピに、チェキラ!でした。
hagex.hatenadiary.jp
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