話題の古野まほろ先生について、まとめてみました。
覆面作家で、正体は隠しているそうです。
一部公開された経歴によると、東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階専攻修士課程修了。フランス内務省より免状授与。警察庁Ⅰ種警察官として海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。
法学書を数多く執筆しており、さらには作家の有栖川有栖や綾辻行人に師事して、『天帝のはしたなき果実』でメフィスト賞を受賞。「メフィスト賞、いやノベルス史上空前の本格ミステリ」と宇山日出臣や大森望に絶賛されています。
すごい作家さんですね。
先日、極寒の大地でしばれた体をあたためて、コタツでみかんを食べながら本を読むのが大好きな、心やさしい北海道大学の推理小説研究会の学生が、ツイッターで著書の感想をつぶやきました。
これに古野まほろ先生が激怒。
「腐れ学生の癖になんだその口の利き方は、本人の前で言えクズ」
相手が覆面作家だけに、本人の前で言いたくても言えません。ミステリ作家ならではの無理難題です。
学生は謝罪しますが、古野まほろ先生の怒りは収まりません。
「このクズどもは許さん」
東大卒の古野まほろ先生からすれば、北大の学生なんか猿です。北大の偏差値は「ちょっとありえない」ほど低いし、優秀な人間に出会うことは「蝦夷地からは皆無だった」とメッタ斬り。
これには北海道出身の、京極夏彦、佐々木譲、馳星周、今野敏も、にが笑い。
「斜に構えたことを言うのが芸だと思っているなら、道尾クラスのクズだぞ」
東大卒の古野まほろ先生からすれば、直木賞作家の道尾秀介だってクズ扱いです。「相手が直木賞作家だろうが」「顔も知らん加害者を殴り返すのに人格も立場も品もクソもあるか」と、ずばり本音を言う古野まほろ先生の毒舌には、このミステリーがすごい!と書店員もイチ押しです。
あるときは蔭山信、あるときは17歳の女子高生、はたしてその正体は?
このトリックが解明される日は来るのでしょうか。
東大卒にしか読めない本を書く古野まほろ先生の、これからの活躍が楽しみですね。
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- 作者: 古野まほろ
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