桜井誠が早稲田大学の学園祭に呼ばれたものの、批判が殺到して出演中止となった。在特会というのは市民運動やサブカルチャーから生まれたいわば鬼子である。
新右翼、鈴木邦夫、野村秋介、朝生、ゴーマニズム宣言、新しい歴史教科書をつくる会、ケンペーくん、鳥肌実、見沢知廉、ミニスカ右翼の雨宮処凛、外山恒一、マンガ嫌韓流、ざっとだが、こんな流れから発生したのはたしかである。
それでNHKの「ニッポン戦後サブカルチャー史」で、小山田圭吾を賞賛し、村崎百郎や根本敬を取り上げた早稲田大学教授の宮沢章夫は、サブカルチャーとしてこれをおもしろがるのかと思っていたら、「レイシストを早稲田祭に呼ぼうとする学生がいるのか。周りに韓国からの留学生がいるのをどう感じているのだ」とツイッターで批判していたのでびっくりした。宮沢こそ、テレビの視聴者には、いじめを受けた人や、犯罪の被害者や韓国人がいるのをどう感じていたのか。
大学教授ともなると、立派なことを言うようになるものである。
レイシストを早稲田祭に呼ぼうとする学生がいるのか。周りに韓国からの留学生がいるのをどう感じているのだ。https://t.co/HuhMHVcuie
— 宮沢章夫(笑ってもピンチ) (@aki_u_ench) October 29, 2016
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