行動経済学的にありえない

 岡田斗司夫の『「いいひと」戦略』(マガジンハウス)を読む。
 いい人には女も金も寄ってくる。だから自分がいい人であることをアピールしまくりましょうという内容である。たしかに悪人と思われるより、いい人と思われた方が得である。すべての人が「いいひと」になればそれはそれは素晴らしい世の中であろう。
 ところが、いい人ばかりの村に、一人の悪人がまぎれ込めばどうなるか。そこまで考えた上での戦略であれば、たいした詐欺師である。