YMOはたいしたことなかった

 樋口毅宏タモリ論』に佐々木教のことが書いてあって、「日本のロック創世期の、あるバンド」について、次のように語ったという。

現在では伝説化されているロックバンドで、観たものはみな、「歴史の証言者」を気取って熱く語りたがりますが、教さんは至って冷静で、「あれはな、全然たいしたことなかった。みんなして“そうであってほしい”と、後になって記憶を捏造しているだけだ」と、事も無げに語っていました。(P44)

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