評判の『ブラック・スワン』を見た。なかなかの出来である。バレリーナたちがじつに愛らしい。「白鳥の湖」の主役をめぐって、黒鳥は嫌がらせをして白鳥を苦しめるのだが、それにも可愛げがある。あの年ごろの女子は、何をしてもかわいいものだ。心が洗われるような思いだ。片桐はいりがバレリーナ姿で出てくる演出もおもしろかった。よくできたドラマである。
いやこれは、NHK教育テレビの子供番組『時々迷々』の第16回「わたしはプリマドンナ」の感想であった。
http://www.nhk.or.jp/doutoku/mayomayo/
