見えてるけど見えない

「白熱教室」は、やはりアメリカの大学の方がおもしろい。日本は戦争に負けるはずだ。
 スタンフォード大学のティナ・シーリグ先生の『20歳のときに知っておきたかったこと』を読んだのだが、そこに紹介されていた動画を見た。youtubeにあるTest Your Awarenessというやつである。
 数人の青年たちがバスケットの練習をしていて、まずは白チームが何回パスをするか? という質問に答えるつもりで見てほしい。じつはこの時、クマの着ぐるみが画面を横切るのだが、パスの回数を数えることに集中しているとそれに気づかない。見えているはずのものが見えない、という不思議な感覚が味わえる。まあ、わりに知られた現象ではあるが。
 おれは最初に試してみたら、ほんとにクマが見えなくて、ちょ、どこにいた? と思って探して見えたときには感激した。
 そこで思うのだが、映画『間宮兄弟』を北川景子にだけ集中して見ると、塚地と佐々木蔵之介が消えるかもしれない。

もっとすごいのがあった。このシリーズはおもしろい。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー
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