安っぽい小説

 角田光代の「八日目の蝉」を読んだけど、あまりのくだらなさにびっくりした。スカスカの文章に、ばからしいストーリー。ご都合主義の展開ばかりで、サスペンスもなにもない。
 ラストに「安っぽい小説みたい」というセリフが出てくるが、それはこの小説のことだ。