おれのメモ術

図書館で、『週刊新潮』2月4日号。
【特別読物】1万2000人と寝た男「ウォーレン・ベイティ」の口説き方
なる記事によると、このおっさんはもてるらしい。

マドンナが友人に語ったという話はこうだ。
彼は車から電話してきて、「いまそこからハーフ・マイルのところにいる。パンティを脱いでおけ」と言う。数分後にまた電話があって、今度は「あと4ブロック。ブラジャーをはずせ」。
彼女の家の前まで来ると、3度目の指示。「玄関のカギをはずしてくれ。それからベッドに横たわり、俺が、いままでお前が経験したことがないようなやり方で、愛してやるのを待っていてくれ」


おれは、こんなことをわざわざ抜き書きして、どうしようというのであろうか。
「ちょっとメモしたいことがあるので、何か書くものを貸していただけませんか」と言ってきたやつに、「どうぞ」と親切にも自分のボールペンを貸してくれた図書館司書の優しいお姉さんは、まさかおれがこんなしょうもないことをメモしていたとは夢にも思っていないだろう。