カラマーゾフの兄弟をドラマ化すれば

 焼きソバを食いながら、『渡る世間は鬼ばかり』というドラマを初めて見たのだが、この長台詞の応酬といい、家族の確執といい、長大な神話的世界といい、これはまるでドストエフスキーだと思った。
 もし『カラマーゾフの兄弟』をドラマ化するとなれば、それにふさわしい脚本家は橋田壽賀子先生以外には考えられない。すでに宝塚で舞台化もされていることであるし、TBSはぜひ連続ドラマ化に乗り出してもらいたい。
 そこでまずは配役を考えてみた。

フョードル・カラマーゾフ(父親) 藤岡琢也
ドミートリイ(長男) 前田吟
イヴァン(次男) 岡本信人
アレクセイ(三男) えなりかずき
スメルジャコフ(料理番) 佐藤B作

アグラフェーナ(妖艶な美女) 泉ピン子
カチェリーナ(令嬢) 藤田朋子

ゾシマ長老 宇津井健

ホフラコワ夫人(女地主) 中島唱子
リーザ(その娘) 本間日向子(子役)
スネギリョフ(退役二等大尉) 船越英一郎
イリューシャ(その息子) 植草克秀

橋田寿賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり お食事処「おかくら」レシピ

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