大河ドラマの影響で、戦国武将ブームだとか。
今年の十月には関ケ原町で、
市制80周年記念事業・関ケ原ふれあい21「関ケ原合戦祭り」が開催され、多くの観光客で、にぎわった。
イベントでは、ゆるキャラの「さこにゃん・みつにゃんと遊ぼう!」や、クイズ関ケ原王決定戦や、ちびっ子ぬり絵大会や、
静岡の少女アイドルグループ「ORANCHE」のライブなどがあったとか。
しかし、ちょ、待てよ! と思うのでありますが、
「関ヶ原の戦い」というのは、そりゃもう悲惨な戦争だったわけです。
当時世界中で作られていた鉄砲の半分が、あの戦争で使われたというくらい、すさまじい戦いで多くの人が死にました。
それがあんた、こんな観光イベント化している現状について、「戦争を語り継ぐ」とか「戦争の悲惨さを忘れるな」とか、おっしゃっている反戦活動家のみなさんは、なぜ抗議しないのでしょうか。
みんなもう戦争の悲惨さなんか、忘れてますがな。
まあ400年も経てば、戦争もロマンになるわけですなあ。
『ラストサムライ』なんか見てると西郷隆盛の西南戦争あたりまでロマン化が進行しておりますし、『坂の上の雲』の日露戦争もロマンですなあ。