爆笑させてくれ

NHK『爆問学問 ・爆笑問題のニッポンの教養』に、日本思想史研究家の子安宣邦氏が出演というので見たのだが、
どうもあの太田光というやつの態度がひどくて、不愉快な思いだけが残った。

子安氏の話を途中でさえぎり、自分の稚拙な思いつきを滔々と弁じたて、それが話芸というならまだしも、まったくつまらない。

太田のは、あまのじゃく的に相手の意見を、ひっくり返しているだけ。

「そうじゃないんですか!」
「いや、ちがいますよ!」
「だってそうでしょ!」

などと、大声で相手を恫喝するすることが議論だと思っているのか。
いつからこの芸人は、こんな不遜な態度を取るようになったのだろう。

山藤章二とか小林信彦とかの文化人が芸人をほめると、とたんにその芸人がつまらなくなるような気がする。

与太郎が説教をするようになったら、落語にもならない。
太田は、稼いだ金でさっさと映画でも撮って、文化人になればいい。