手放しで三つ星の店を礼賛したNHKを嗤う声(ゲンダイネット)という記事から。
「世界が評価というけど、寿司を食べに来ていた三つ星シェフのロブションが認めているだけではないのか」(友里征耶氏のコメント)
あと、山本益博ね。
今見たら、ウィキペディアにこんな記事が追加されている。
寿司店「すきや橋 次郎」を世界最高の寿司と賞賛しているが、すきや橋次郎を快く思わない(値段の高さ、店の雰囲気などが一因と思われる)人々からは単なるすきや橋次郎の回し者と批判されている。
「世界最高の寿司」って、まともな寿司屋は日本にしかないだろ。ようするにこういうのは、パトロンにのみ賞賛される芸術家ですよ。ほとんどの人が食ったことがないんだから、味もわかんない、評価もできない。
おれの嫁の作るハンバーグは世界最高! でも、おまいらには、くわせねえ。というのと、たいしてちがわない。
そんで、2ちゃんねるに、こんな書き込みを発見。
544 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/11/22(木)
思い出した。
ここさ、勝新太郎が行って、次郎が握って最大限のもてなしをしたのに一見の客を軽くあしらったりしてるのを見て、勝新太郎が、100万くらいの札束をその場で、ポンと出して
「すいやせん。映画はどんなお客さんでも平等に楽しんでもらえるもんです。あたしだけ特別あつかいってのは嬉しいんですが、限度があります。勝新太郎の名に汚れがつくので、これで失礼させていただやす」
て、帰っちゃったんだよな。
そして、一見のお客さんに、
「もっとうまい寿司をごちそうさせていただきやす。お時間あるんだったら、ご一緒していただけませんか? お代は心配いりやせん」って言って、他の寿司屋に連れてったらしい。
今度テレビで「勝新太郎伝説」をやる時、ぜひこのエピソードを再現ドラマでやって欲しい。
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