年末の馬鹿箱

『武士の一分』に、あきれる。
柳の下に、どじょうが何匹いるのか、三部作というのは普通、前作の続編とか、アナザーストーリーとか、テーマが深められていたりするものだが、この時代劇は前作と同じストーリーで、役者がちがうだけ。

歌舞伎のように、「世界」は同じでも「趣向」を変える、といった工夫もない。ヒット作と同じ映画ばかり作るのは、ただの金儲け主義。観客の喜びそうなもの提供するだけなら、ポルノと同じ。
この監督は、『母べえ』がヒットしたら、また同じ映画を続けて撮るのだろう。こけろ、こけろ。

『輝く!日本レコード大賞
℃-uteが最優秀新人賞。メンバーが18歳未満のため、夜九時以降の出演なし。紅白も早退するのか。
子役タレント見てると、美空ひばりが映画でやってた「角兵衛獅子」を思い出すと、みうらじゅんが言ってたけど、そういう感じ。