伝説のウドフェス

ビートルズ世代というのは、信用できない。
当時は、ビートルズよりも舟木一夫の方が、人気があった。と中森明夫が書いていたが、その通りであろう。
日本のポピュラー音楽史的にも、舟木一夫のほうが重要である。
みずからを、ビートルズ世代などといい、『イマジン』に涙し、反戦デモに参加するオバハンよりも、舟木一夫リサイタルにかけつけ、『高校三年生』に涙するオバハンの方が好きだ。
おれの学生時代を振り返っても、一番人気があったのは歌謡曲で、あとはサザンとかユーミンがちらほら。洋楽(ロック)を聴いていたやつなんて、クラスに一人いるかどうかでした。
そもそも、ロックファンなんて、少数派だとずっと前から思っていたわけであるが、どうやら正しかったようだ。
昨年、ウドーミュージックフェスティバルというのが開かれまして、これが、恐るべき観客の少なさで伝説となった模様。

UDO MUSIC FESTIVAL 緊急レポート

今年もやるんだったら、おれ、行こうかな。
サンタナ、キッス、ドゥービー、ベック…
この豪華メンバーを、最前列で、ネコと一緒に寝転んで見られるなんて世界中でこの国だけだぜ。