宮部みゆきのドラマ化あれこれ

ロード・オブ・ザ・リング』は、長いですね。原作は、もっと長いけど。
さっさと、リングを捨てればいいのに。
それで。新聞のテレビ欄を見ていたら、『火車 カード破産の女』とありまして。
これって、宮部みゆきだろ。と思いまして。
2時間ドラマになってたわけですか。しかも、昼間の再放送で流れるというのは、いかがなものかと。
それで、録画タイマーをセットして、見たわけです。
いやあ、じつになんとも、ちゃんと2時間ドラマになってました。
なんか、2時間ドラマぽい、ぬるい展開で。主演も、三田村邦彦と、財前直美という、いかにものメンツで。あの原作で、こんな安っぽいドラマを作れるのも、ある種の才能です。
それで。
『スナーク狩り』が、ドラマになっているのも見たことがあります。田中邦衛と、麻生祐未の主演で、やっぱり2時間ドラマ。タイトルも、『運命の銃口』と変えられておりました。これは、たぶん、あまりにつまらなくて途中で見るのをやめたと思います。断っておきますが、原作はおもしろいです。ただし、ラストはどうも。ってのがぼくの感想です。
あと、『パーフェクト・ブルー』のメイントリックは、原リョウの『私が殺した少女』と、同じだと思ったけれど。あれは、偶然の一致なのかな。
なんか、ほかにも宮部原作の映像化って、いっぱいありますね。
小説の『模倣犯』は、あまりに長いこともあって、読んでないんですけど。森田芳光監督の『模倣犯』を、テレビで見て、ははん、こういう話か。と。映画化には、最初から何も期待してなかったし、じっさい、つまらなかったけど、まあ、ストーリーがダイジェストでわかれば、それでいいかな。という感じで見ておりました。
宮部さんも、この映画はきらいみたいです。関係ないけど、森田監督って、下唇が曲がってますよね。
大林宣彦監督で、『理由』も映画化されるんですか。でも、あの原作、ぼくは、長くて退屈だったけど。
『蒲生邸事件』も、以前NHKでドラマになっておりました。これも見ましたが、とにかくシナリオがひどくて。なんじゃこりゃ。ってなドラマになってました。
『茂七の事件簿 ふしぎ草紙』は、連続ものだし、忙しくて、見てません。
『龍は眠る』も、ドラマ化されて、いたんですね。知りませんでした。
映画化された『クロスファイア』は、見たのかどうかさえ忘れました。これって、スティーヴン・キング原作の『ファイヤースターター/炎の少女チャーリー』だろ。と思ってまして。宮部さんの原作も読んでません。あ。でも、『クロスファイア』は、テレビでやってるのを見たかも。見たような気がする。ドリュー・バリモアが好きなので『炎の少女チャーリー』に軍配を上げたいところですが、『クロスファイア』には、長澤まさみちゃんが出ているし。
まあ、どっちもたいした映画ではありません。
それで。またもやNHKが、『R.P.G.作られた家族の秘密』というのを、ドラマ化しました。これは、原作も文庫だったし、1日で読みましたが。はじめて、原作よりドラマの方がよかった、と思いました。理由。後藤真希が主役だったから。そこかよ!

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