芸能

残念なアチャラカ

空飛ぶ雲の上団五郎一座『アチャラカ再誕生』をDVDで見る。 これはケラと、いとうせいこうが中心となって作った劇団であるがこの公演だけで終わったようだ。いとうせいこう、井上ひさし、ケラリーノ、筒井康隆、別役実という有名どころが脚本を書いている。…

内田春菊のことを考える

東電のマスコット「でんこちゃん」を描き、数億円を稼いだという内田春菊である。原爆投下のあった長崎の出身である。 ブログでは、被災者にも原発事故にも一切触れず、ひたすら菓子を作り、その写真を撮り、ブログに載せ続けている。 底知れぬもの、を感じ…

吹石一恵とは何か

吹石一恵にはいつも、おどろかされる。 最初は、ユニクロのブラトップのCMであった。最近では、映画『ハッピーフライト』で、演技もなかなかうまいなと思った。 そしてyoutubeで、歌声を聴いて、ずっこけた。

小劇場というタコツボ

去年見た芝居の中で一番よかったのは、演劇企画集団THE・ガジラの『さよなら渓谷』だった。秋田県で起きた連続児童殺人事件をモデルとしたもので、吉田修一の原作がある。出演者は五人だけだが、緊張感に満ちた演出で、腹の底にずしっときた。犯人役の若い美…

おめェさんはよォ

そういえば去年、井上ひさしが死んで、追悼公演の『黙阿弥オペラ』を観にいった。これは「江戸庶民の言葉を完全に再現した」といわれるものであったが、主演の藤原竜也はなるほど威勢のいい江戸弁をしゃべっていた。 それはそれとして、TBSの『おじいちゃん…

おしゃべりスキゾキッズ

youtubeで若き日の浅田彰を見る。1986年の『ビデオ進化論』という番組らしい。 これほど優秀な京大の研究者が、たいした学問的業績も残さないで老いさらばえていった姿を、この時いったい誰が予想できただろうか。構造と力―記号論を超えて作者: 浅田彰出版社…

セックス・アンド・ザ・シティ

主演女優が来日したというので、テレビの芸能ニュースはこれの宣伝ばかりである。 しかし困ったのは、この映画のタイトルである。朝の情報番組では、『SATC』と略しているところもある。たしかに、朝っぱらから「セックス、セックス」と連呼されては、かなわ…

文化人くらたま

『週刊文春』(5月27日号)が、また「くらたま」をいじめておりますぞ。 倉田真由美が夫の前妻に訴えられた 「NHK経営委員」の資格はあるか 汚なすぎる“略奪婚”の手口 という記事によると。 くらたまが、NHKの最高意思決定機関「経営委員会」の委員候補だっ…

貧すれば鈍する

朝日新聞の全面広告で草刈民代がヌードを披露していると知って、すわ、と図書館へ走る。金も名誉もあるのにいまさらなんで? 10年、いや20年遅かった気も。ヌード広告について朝日新聞社は、「弊社広告掲載基準にそって審査し、掲載しました」とのコメントを…

無知な人

NHK『ためしてガッテン』「脳元気!ラクラク速読術」を見る。 ゲストの松本明子が司会者から「読書はお好きですか?」と問われて、次のようなことを答えていた。 「寝る前に、本を読もうと思って、1ページ読んで、うとうと(笑)。それで寝てしまうんですね…

武将まなべ

横山光輝の長編マンガ『三国志』第7巻(愛蔵版・潮出版)の巻末に、眞鍋かをりインタビューが載っている。 それによれば、眞鍋さんは『三国志』のゲームがきっかけで、潮漫画文庫の横山『三国志』全30巻をセットで買い、すでに二回通読しているという。 好き…

二世タレント考

芸能人の子供が続々とデビューしているようだが、それはべつにかまわない。もともと芸能というのは親から子へ、師匠から弟子へ、伝承されてきたものだからだ。 しかし最近の二世タレントは、どれもあまり売れてないようだ。 考えるに、これは芸の質が変わっ…

東大卒の漫才師

田畑藤本という漫才師の片方は、東京大学を出ているという。現役合格で、工学部卒というからたいしたものだ。 わざわざ漫才師になることもないと思うが、こういう自己評価の低い人は、人の上に立つ仕事に就いても苦しいだけであろう。下流志向というのか、た…

早起き、バスロマン

おいテレビ局、女子アナというのは、あれは顔で選んでるんだろ。日テレの古閑陽子アナは、かわいいですぞ。 「ズームインSUPER」のオープニングでは出演アナがずらっと並ぶんだけど、なぜか古閑さんはいつも後ろの列にいて、背が高い羽鳥アナの陰に隠れてし…

イニシャルトーク

埼玉生まれだとかCIAのスパイだとかの噂もある得体の知れない外人タレントのDS。テレビではくだらないジョークを連発したり、芸能人のゴシップを得意げに話したり。 『とくダネ』では海外情報コーナーと称して、海外のテレビ映像や雑誌記事を紹介してるけ…

大ショック

今日ネットで知ったんだけど、これはショックだなあ。最近はこんなニュースばっかりじゃないか。もう、ほんと、いやになる。まさかなあ、まだわかいのに、もったいない。 どうしてこう悲しい出来事ばかりがおこるんだろうなあ。どうにかならなかったのかなあ…

西原理恵子ほうろうき

社民党の保坂展人はかつて「反管理教育運動」の闘士で、「青生舎」というグループを主宰していた。そこはそうした左翼運動に共感する若者たちの活動の拠点になっていて、そこに関係していた若者でのちに有名になったのが、外山恒一、藤井誠二、西原理恵子だ…

ブラックな笑い

落語家というのは何の取り柄があって、あんなにえらそうにするのだろうか。ああいうのをありがたがる客がいるから、ますます横柄になるのだろう。 それにしても落語家ふぜいが、おれより金を持ってるは女にもてるは、そんなやつの高座なんかで誰が笑えるかと…

コメディ

ビートたけしの演技というのは、伊東四朗の影響を受けているのではないか。 以前に、伊東四朗の出演する舞台を見たときに、遠くから見てるとまるでたけしがいるような気がしたので、そう思ったのだが、もしかしたら、ああいう動きとか台詞回しとか、間合いと…

遠近法

月船さららさんも脱がなくていいのになあと思う女優の一人なのだが、こんなサイト見つけてしまって、 おっさん、顔でかすぎだろ、常識的に考えて…http://www.loaps.com/looker+index.id+61.htm 宝塚退団の挨拶がおもしろい。 【ニコニコ動画】月船さらら退団…

サネイエ

『時効警察』に出てたサネイエって、おもしろくて好きだったんだけど、彼女って出演した映画でほとんどヌードになっておりますなあ。別に脱がなくたって、いいのにという気がするんだけど。あと、youtubeで真木よう子と一緒のを見たら、関西弁しゃべっていて…

紙ちゃんかわいい

最近、気になる女優といえば、平岩紙だったりする。 ニコニコ動画なんぞをみていると、なぜか「紙ちゃんかわいい」というコメントが多い。そういわれてみると、たしかに見る角度によってはかわいく見えてくるから不思議だ。 いやだけど、もしあれくらいのル…

タマキーノ・サンドロヴィッチ

そういえば、緒川たまきって最近どうしてるんだろうと思って、検索したらケラリーノ・サンドロヴィッチと結婚していて、びっくり。 でもまあ、落ち着くところに落ち着いたという気がしないでもない。

キューティハニー

「小津は、トリュフォーに似ていると思うんです」 これは誰の発言かと申しますと、佐藤江梨子さんです。*1 サトエリは、映画を二千本以上、見ているという。小津の映画では『秋日和』が好き。これはもう最強の映画評論家の誕生だな。おかまとヅラはもういい…

加護ちゃんと杉作さん

週刊誌で加護亜依のスキャンダルを読んだのだけど、なんというかまあ、典型的な転落のパターンですなあ。世間知らずというか、男をみる目がないというか。ああいう問題のありそうな男と付き合うくらいなら、加護ちゃんをかくも愛している杉作J太郎さんと交際…

なまぐさい

『週刊新潮』 (2009年2月5日号)の記事から。 「生キャラメル」人気沸騰! 花畑牧場「田中義剛」の甘くない「悪評とトラブル」 読んでみたけど、こりゃ田中義剛というのは、本物の実業家だなあと思った。 本気で金を儲けようと思ったら、このくらいのことを…

バックに大物が

遙洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房)に、こんな記述がある。 遙洋子が、テレビ番組で、意見の対立する先輩芸人と、議論になった。言い負かされそうになったその先輩芸人は、彼女に対し、「おまえ、いつもと言いようが違う。さてはバックに…

脱いだらすごい

ユニクロの半裸の女性が出てくるCM。 最初見たときは、西洋人のモデルかと思って、それが、吹石一恵だった。それまでは野暮ったい女優にしか見えなかったけど、いやあ、いいものをお持ちで。CMを何度も見ているうちに、おれも洗脳されて、ブラトップ買い…

脇が甘い

日本テレビ「リアルタイム・エンタメコーナー」の、4/16放送だったと思うが、女子アナが急にお詫びを始めて、その内容というのが、「昨日の放送で、玉木宏さんのCM契約社数が、木村拓也さんを抜いてランキングで1位になったとお伝えしましたが、実際は、…

かもめは妖怪

「週刊新潮」4月24日号 ホストを「脅迫」したストーカー「研ナオコ」「私を抱きしめて!」。 夫と子供がありながら送る「愛のメール」。 「カリスマホスト」に狂い、一流ホテルに住まわせ、高級時計も。 ついに北海道まで追いかけた彼女は、「男女関係」を拒…