テレビ

逆転人生は引き分け人生

NHKの『逆転人生』というのは、なんじゃこりゃ、という番組だった。 居酒屋チェーン店を経営していた父が死去、その息子が父の残した借金40億円を背負わされることになったという実話である。しかし番組冒頭で、弁護士が登場して、息子は相続放棄すればこん…

ホモは性倒錯者だ、とタモリは言った

石橋貴明が扮する保毛尾田保毛男について、能町みね子がツイッターで不快感を表すなど、男性同性愛者を差別するものだとして視聴者から批判が相次ぎ、フジテレビの宮内正喜社長が謝罪した。あたりまえである。 志村けんのバカ殿や「変なおじさん」も、知的障…

北野武と太田光が一般男性を人殺し呼ばわり

『おはよう、たけしですみません』(10月2日放送)に、安くておいしいと評判の惣菜店の優しくて働き者の若主人が出演したところ、北野武は「こういう人がたまにかみさん殺して逃げんだよ」と言い、太田光は「こないだ食中毒出した店ですね」と言い、げらげら…

パン屋のカリスマ

「セブンルール」に塚本久美というOLからパン職人になった女性が出ていた。番組では兵庫県丹波市の山奥に工房があると言ってたがこれはいくらなんでも大げさで、周囲には住宅もあるのだからあれを山奥と言ったら近所の住人は怒るだろう。インターネットの…

「涙ちょちょぎれる」と吉田美和は言った

朝テレビを見ていたら芸能ニュースで「ドリウタフェス」のVTRが流れて、吉田美和が「涙ちょちょぎれる」と言っていて、ほんとにこんな言葉を使う人がいるんだと思って、うわあ、となった。 さるにても、「涙ちょちょぎれる」というのは、まさにドリカムの世…

4号警備・折々のバカドラマ

NHKの『4号警備』の第2話を見たが、なんじゃこりゃ、というドラマだった。かつて巡査だった青年が勤務中に、恋人がストーカーによって殺されたことから、警察は被害者を守れないと思い立ち、警察官を辞めて民間の警備員に転職するのである。 それで4号警備…

おしゃれなCM作ってるやつはみんな死ね

すっぽん黒酢の広告に出ている元フジテレビアナウンサーの露木茂がみごとである。 「どんな名演技・名演出も、はまったひとつのキャスティングにはかなわない」と伊丹十三は言ったが、露木茂ほどすっぽん黒酢に似合う男を、わたしは他に知らない。 富士には…

NHKはCMだらけ

おれもいつしかNHKばかり見ているおっさんになってしまったのだが、べつにNHKが好きなわけでもなければ信頼してるわけでもない。むしろその逆で、どうしようもないと思っている。つぶれたらいいと思っている。 とにかくCMが多いのにうんざりする。な…

カルテットで高橋源一郎

ドラマ『カルテット』の第3話に高橋源一郎が、満島ひかりの父親役で出演していた。 この高橋源一郎というのがとんでもない悪人で、満島ひかりを超能力少女だと偽ってテレビ出演させ世間を騒がせて、詐欺で捕まるのである。こんな高橋源一郎のせいで、満島ひ…

長崎は今日も花火だった

ドキュメント72時間『長崎 お盆はド派手に花火屋で』を見てびっくりした。長崎のお盆では、花火や爆竹をばんばん鳴らして邪気を払うのだという。それで花火屋を取材していたが、とにかく客がひっきりなしに来て花火をばかばか買っていくのである。どんな仕…

みんなお母さんになりました

「逃げ恥」で新垣結衣の母親役が富田靖子だと知って、頭がくらくらした。 アイコはいつまでも十六歳じゃないし、伊代はもう51だから。 まあ、熟女にも魅力はあるけど、ぶっちゃけ、そういう女は若い頃からかわいかった。

女はアラフォーから

「とくダネ!」に出ている梅津弥英子さんは魅力的な女性である。フジテレビのアナウンサーということだが今までその魅力に気づかなかったことを、私は恥じた。菊川怜さんも若い頃より今のほうが美しい。 若さは無知である。人は年齢を重ね、経験を積むことに…

バカリズムはバカ

Eテレの『テストの花道 ニューベンゼミ』の司会を、バカリズムがやっている。この番組は中高生向けだが、英語の構文や数学の公式などを動画でわかりやすく解説したり、他にもいろんな勉強法を紹介してくれるから、大人が見てもためになる。 ところがパカリ…

ゴッホより普通にお天気お姉さんが好き

僕はお天気お姉さんが好きだ。 お姉さんが「寒冷前線」とか「発達した低気圧」とか言っている姿を見るのが好きだ。 たまに、「エルニーニョ現象」とか「放射冷却」とか「アリューシャン低気圧」とか「寒の戻り」とか言うところも好きだ。 一番好きだったのが…

コンビニ残酷物語

NHK『クローズアップ現代』でコンビニの労働問題が取り上げられていた。ファミリーマートのオーナーは「1年間1日も休まず働き、週に3日は徹夜勤務。なのに年収は290万円」である。 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3894/1.html この番組のゲスト…

なぜ関根勤はバカみたいに笑うのか

関根勤がいつごろからそのような芸風になったのかは知らないが、テレビの中で関根勤はいつも笑っている。それもわざとらしく口を大きく開けて手をパンパンたたいて笑うのである。 関根勤はその長いキャリアの中で、欽ちゃんやタモリやさんまやたけしや志村な…

テレビという見世物小屋

「感動ポルノ」ということを唱えたステラ・ヤングのTEDの記事を読んだが、その意味するところがまだよくわからない。 「自分の人生はうまくいってないけど、もっとひどい人だっているんだ」と思わせるために、健常者に感動を与えるためのモノとして障害者が…

被爆者の証言を疑う

NNNドキュメント「汚名〜放射線を浴びたX年後〜」を見た。 アメリカによる水爆実験で被爆した第五福竜丸事件は知られているが、その海域は遠洋マグロ漁船の漁場であり、被爆した漁船は延べ千隻にものぼる。しかし日本政府は事件後、アメリカ政府から慰謝料2…

吉祥寺のオサレなカフェとサルまん

NHKの「人生デザインU29」に、吉祥寺でオサレなカフェを経営する青年が出てたんだが、これが相原コージの息子だった。それで相原コージもその店の常連というのでテレビに出たのだが、白ひげをたくわえたちょいワルおやじみたいな風貌で、なんか裏切られた。h…

こんなモノいらない

大橋巨泉が死んだが、おれは『巨泉のこんなモノいらない!?』という番組が好きだった。これを見て巨泉というのは軽薄なタレントのようでいて実は反体制の立派な人かも知れないぞと思った。おれも若かったからな。 それで、いとうせいこうが『笑っていいとも』…

NHKで男子高校生がゲイ写真家からキスを強要される

Eテレの『むちむち!』という番組であるが、「LGBT」の意味を知らないという男子高校生二人組を、セクシュアル・マイノリティが集まる「OUT IN JAPAN」というイベントに連れて行く。そこにいたのが逮捕歴のあるゲイ写真家のレスリー・キーで、この男が、「二…

「すイエんサー」でまさかのオチwww

「すイエんサー」でハマグリをおいしく焼くワザ。 いろいろ実験をやったあとに、ハマグリをアルミホイルで包んで、6分焼いて1分蒸らすのがベストという結果が出る。 それでスタジオで実際にやってみたものの、貝の殻が開かず失敗。「貝によっては失敗するこ…

いつかこのたこ焼きを思い出してきっと泣いてまう

月9ドラマの「いつ恋」見てんねんけどな、なんかイライラせえへん? 都合よすぎるやろ。第一話で、音ちゃんが家を出るたびに練がトラックで通りかかるやん。あないな偶然あるか? 北海道どんだけ広い思てんねん。そんで音ちゃんが東京に出てきて小犬を助け…

弟子が師匠よりえらくなるってどんな気持ち?

Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」で田口トモロヲと松尾スズキが対談してたんだけど、田口トモロヲが、「松尾さん自身がこの人すごいなとか、こういうことがすごいなというジェラシーを感じる人とか才能とかあります?」と聞いたんだよね。よくこんなこと聞…

「新ナニワ金融道」でコンビニ破産

フジテレビのドラマ『新ナニワ金融道』(君塚良一脚本)を再放送で見た。 桜庭ななみ演じる雨宮利加子は、父親が作った借金のせいで一家離散に追い込まれたという設定である。それでその借金の原因は、脱サラした父親が金融屋から五百万円借りてコンビニの経…

マッチでーす

紅白歌合戦のトリが近藤真彦ということでいろいろ不満の声もあるようだ。 今の若い人は知らないだろうが、当時のマッチの人気たるや、それはそれはすごかった。「マッチでーす」とテレビに登場するだけでお茶の間は爆笑に包まれた。コンドーです。こ、こ、小…

鴎外の漫談

プレミアムステージで永井愛の「鴎外の怪談」を見た。怪談というからお化けでも出てくるのかと思ったら、くだらぬ左翼芝居だった。井上ひさしの評伝劇と同じで、歴史上の人物の口を借りて、自分の意見(平和とか民主主義とか)を訴えるわけだ。大逆事件で死…

宅配ピザ屋のバイトで失うもの

TBS「がっちりマンデー」(11月29日)で「ピザーラ儲かりのヒミツ」というのをやっていた。 ピザーラ内でピザ作りのコンテストがあり、1万2千人の店員中、1位を獲得した女性が紹介されていた。見事な手際のよさだった。しかしこの女性、12年も勤めていまだに…

日本一の最低男と神対応

日テレ『誰も知らない明石家さんまの真実を暴く!』を見る。 ファンから握手や写真を求められたらどんな時でも必ず応えるというさんまの姿勢が、ファンを大切にする神対応だと話題になっている。私もこれを見てたいしたものだと感心したが、それとは裏腹に、…

「天才バカボン」は誰のものか

ETV特集「全身漫画家〜真説・赤塚不二夫論〜」を見る。赤塚のマンガはほとんどスタッフが描いていたというのはわりに知られているが、アイデアの8割は古谷三敏で、キャラクターの8割は高井研一郎だという。 それで売れて、遊び狂ってマンガから離れていった…