アラーキーが性的虐待で告発される

アラーキーこと荒木経惟は電通出身を鼻にかけたエリート意識のかたまりで、女は下等な虫けらくらいにしか思っておらず、だからこそモデルの人格を無視したあんな薄汚い下劣なヌード写真を撮れるのである。そんなただのポルノ写真を芸術だと誉めそやしてきた…

マイケルとエルビス

湯川れい子はマイケル・ジャクソンに二度インタビューしている。最初は1973年、まだ「ジャクソン・ファイブ」の頃。そして二度目が1983年3月、マイケルは23歳。 その時のことを湯川れい子は、読売新聞の「時代の証言者」という連載記事(第21回)で、次のよ…

「私の支援者が黙っていませんよ」と家永三郎は言った

家永三郎は教科書裁判で左翼のヒーローとなったが、戦時中は軍部に迎合していた。その変節を秦郁彦が『日本占領秘史』(朝日新聞社)の中で指摘したら、家永三郎から抗議された。 秦郁彦はそのときの家永三郎の態度について、読売新聞の「時代の証言者」とい…

カナダからの手紙

平尾昌晃の訃報で過去のいろんなヒット曲が流れたけど、畑中葉子との「カナダからの手紙」を聴くと、申し訳ないけどこれはもう反射的に「後ろから前から」を思い出すようにわれらの世代は刷り込まれている。ほんと申し訳ない。 日本三大○○○からの手紙 カナダ…

美人すぎる日活宣伝部員

以下の記事をちょっと前に読んで、おおっ、となったのだが、美人である。 cinema.ne.jp ポルノという女性差別に基づく映画をなぜ好む女性がいるかというのは考察に値するが、ひとまずキム・ギドクの誘いを断ってよかった、よかった。 キム・ギドクが、女優を…

いいよな。戦争反対って言ってさ、金もうけできるんだから

共謀罪に反対する著名人をリテラの記事がまとめているが、この中で、まともに刑法の解釈ができるのは平野啓一郎と茂木健一郎ぐらいだろうな。ほかは条文も読まずに(読んでも理解できずに)、反対だ、反対だ、と騒いでいるだけである。 lite-ra.com ケラリー…

鑑賞しつつ干渉する

黒田育世が好きなので『CONSTELLATION』というDVDを鑑賞したのだが、「このビデオグラムは家庭内干渉を目的に限って許諾されています」と表示されて、中身もなんだか雑な作りのDVDで残念だった。

二世信者としての斉藤由貴

斉藤由貴の両親が出るというので「A-Studio」を見た。斉藤家には独特な決まりがあったと語っていたが、これは宗教のことである。斉藤由貴がモルモン教徒だというのはアイドルの頃から知られていた。 戒律を守ってコーヒーさえ飲まないというのであるから、い…

大相撲というものは、いやなものだなあ

モンゴル出身の照ノ富士に向かって、観客が「モンゴル帰れ」という野次を飛ばした。また、白鵬が負ければ観客は万歳をした。これは外国人に対するあからさまな差別である。デーモン木暮は、「イチローがメジャーリーグで何かしたときにブーイングが起きたら…

一寸のデザインにも五分の魂

いわゆるデザイン・シンキングに関する本を何冊か読んだが、村田智明『問題解決に効く「行為のデザイン」思考法』が、わかりやすかった。 たとえば、ハンガーについて考える。人は外出先から自分の部屋に戻ってきたら、まず上着を脱いでハンガーにかける。そ…

よく頑張ったねもう十分だよ、為末大

「やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提」というのが為末大の持論だそうだが、これは正しい。 「がんばれ、より、よく頑張ったねもう十分だよ、の方が救われるステージがあると思うのです」というのも、正しい。 www.j-cast.com …

哲学しすぎてはいけない

千葉雅也の『動きすぎてはいけない』はさっぱりわからなかったが、『勉強の哲学』はよくわかった。これが同じことを言っているのだとすれば、フランス現代思想というのは、難しい言葉で飾り立てているだけで、たいしたことは言ってない。まともな本を読んで…

性差別は文化の基盤である

町山智浩がTVドラマ『The Handmaid’s Tale(侍女の物語)』について語っているが、どうも釈然としない。miyearnzzlabo.com このドラマの脚本家によると、このドラマは「女性差別に宗教を利用している人たちを批判している」ものだという。それを受けて町山智…

美しい花か、花の美しさか

伊藤公一朗『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』(光文社新書)を読む。 2つのデータの動きに関係性があることを、統計学では「相関関係がある」と呼ぶ。 しかしながら、XとYに相関関係があることがわかっても、その結果を用いて因果関係があるとは言…

松居一代は島尾ミホか

松居一代はたいしたものである。大宮エリーといえば、おちんちんシールである。 船越英一郎という俳優は、もう死んだと思っていたのだがあれは萩原流行だった。そういえば松居一代と高畑淳子もよくまちがえる。 息子が強姦容疑で逮捕されたのが高畑淳子で、…

フォークの背にライスという謎のマナー

子供の頃に洋食屋で、フォークの背中にライスを乗っけて食べている大人を見て、ばかじゃねえかと思ったのだが、NHKアーカイブスで銀河テレビ小説『つかこうへいのかけおち‘83』(1983年)を見ていたら「フォークの背中にごはん乗っけて食べなくちゃいけませ…

扇風機をつけっぱなしで寝たら死ぬ?

子供の頃に、扇風機をつけっぱなしで寝たら死ぬ、という噂を聞いたことがある。 こないだNHKアーカイブスで、春風亭柳昇の「扇風機」(1977年)という落語が放送されて、この中でたしかに、扇風機をつけっぱなしで寝たから心臓が冷えて死んだ、とか、扇風機…

将棋という謎のゲーム

藤井聡太が勝ちまくっているが、なぜ強いのかはおそらく誰にもわからない。 金出武雄は『独創はひらめかない』(日本経済新聞出版社)の中で、次のように書いている。 つまり、人間も、自分が求めたすばらしいと思っている答えが、本当にベストかどうかを知…

アフロ記者と節約のパラドックス

電気をほとんど使わないで暮らしているという稲垣えみ子であるが、あのアフロヘアにするのに美容院で六時間もかけているというのであるから、差し引きすれば、ぜんぜん節電にはなっていないのではあるまいか。 まあ、趣味で節電暮らしをするのはいいが、それ…

「涙ちょちょぎれる」と吉田美和は言った

朝テレビを見ていたら芸能ニュースで「ドリウタフェス」のVTRが流れて、吉田美和が「涙ちょちょぎれる」と言っていて、ほんとにこんな言葉を使う人がいるんだと思って、うわあ、となった。 さるにても、「涙ちょちょぎれる」というのは、まさにドリカムの世…

歌舞伎というものは、いやなものだなあ

梨園の妻は跡取りの男子を産まなければならない。旦那の芸事のためには浮気にも耐えねばならない。贔屓筋への挨拶回りは欠かせない。女は舞台に上がれない。男子は家業を継がねばならない。幼児のうちから稽古漬けで13歳にもなれば芸者相手に筆おろしをさせ…

女子大の不都合な真実

日本女子大学が、「体は男性、心は女性」というトランスジェンダーの学生を受け入れるかどうかの検討を始めたという記事が朝日新聞に載っていたが、さらに8校の女子大が検討に前向きとの記事。 www.asahi.com しかしまあ、そもそも女子大というのは憲法第14…

大喜利の何が芸ですか

桂歌丸が「裸でお盆持って出てきて何が芸なんですか」と苦言。 たしかにあんなものは芸ではない。かといって歌丸師匠の落語に芸があるわけではない。おそらく「笑点」に出ていなければ、歌丸師匠はこれほどの人気者にはならなかっただろう。 落語を守りたい…

内田理央のファンは粋だねえ

古今亭志ん生の有名な逸話で、酔ったまま高座に上がり、そのまま寝てしまい、前座が出てきて起こそうとしたら、お客は誰も怒らず「寝かせといてやれ」と言った、というのがあるんだが、内田理央師匠も。www.nikkansports.com www.youtube.com

シン・ブログへようこそ

旧はてなダイアリーから、こちらの、はてなブログに移転しました。 以前のブログ記事にアクセスすると、自動的にこちらにジャンプするように設定しました。 ブックマークされている方は、アドレスが変わったので、お手数ですが再度の設定をお願いします。 引…

村上春樹にノーベル平和賞を

村上春樹は文学賞ではなく、ノーベル平和賞をもらうべきだと思うんだ。そしてその受賞挨拶で、「私が寝たい相手は女房だけです」と世界にむかって宣言する。 ハルキストは、それこそを待ち望んでいるのだ。 僕はぱちっと指を鳴らした。「すごい。まるで神の…

ほぼ日手帳は高いから買えない

糸井重里と松本小雪がセックスしてた時に、松本小雪のあえぎ声がでかくて、近隣住民が迷惑してたという話、ほんと好き。 そんで当時、それを雑誌の記事で知ったおれは、これは!と思ってすぐに『右曲がりのダンディー』をレンタルしたのも、今となってはいい…

うのちゃんと金髪豚野郎

阪神淡路大震災の時に、神田うのが番組スタッフと「何人ぐらい死ぬと思う?」と賭けみたいなことをやっていたというのがあって、これは絶対デマにちがいないと荻上チキが調査したら、証拠が出てきてやっぱり事実だったという話、ほんと好き。 そのソースが、…

たった二人で世界は征服できる

多数決はやばい、という話の続きなのだが、多数決がフェアなルールであるためには、有権者がなにものにも拘束されずに、各自で判断できることが必要である。 しかし、どのような政党であろうと、多数の票を獲得するためには団結を呼びかけ、また有権者も自分…

まだ多数決で消耗してるの?

坂井豊貴の『「決め方」の経済学』は勉強になった。多数決ってなんとなくおかしいよなあ、と漠然と思ってはいたのだが、それがやっぱりかなり問題のある制度だということが数理で証明されていて、ふむふむ、と思いながら読了した。 著者によれば、多数決は「…

ゆとり教育とポルノ

歌舞伎町の出会い系バーに通っていた前川喜平・前事務次官のことを、文部省で同僚だった寺脇研が「優しい人」「信念の人」だと擁護しているのはじつに香ばしい。 寺脇研といえば元文部省官僚で、ゆとり教育の推進者として知られている。天下りしたのかは知ら…

大地主の孫がロックかよ

橘川幸夫『ロッキング・オンの時代』(晶文社)を読んだら、ロキノンの社長について次のように書いてあった。 渋谷の実家は目白のお屋敷が並ぶ一角にあり、父親は東京大学を出て大和銀行に勤めるエリートであり、母親は北区の大地主の娘であった。(26-27頁…

みやこの西北のとなりのタリラリラン

中野翠の『あのころ、早稲田で』には、まんまとだまされた。 新聞広告では「タモリ、吉永小百合、久米宏、田中真紀子、村上春樹も同じキャンパスにいた」とあったので、彼らとの交流がつづられてあるのかと思って読んだら、ぜんぜんない。ほんとうにただ、同…

戦争をやめさせるには

木村貴氏が次のように書いていて、感心した。 ヒトラー暗殺には賛成です。いっそ戦争を禁止し、国際紛争はすべて暗殺で決着をつけるようにすれば、世界はよほど平和になります。 (「自由主義通信・米国と人道的戦争」より) libertypressjp.blogspot.jp た…

4号警備・折々のバカドラマ

NHKの『4号警備』の第2話を見たが、なんじゃこりゃ、というドラマだった。かつて巡査だった青年が勤務中に、恋人がストーカーによって殺されたことから、警察は被害者を守れないと思い立ち、警察官を辞めて民間の警備員に転職するのである。 それで4号警備…

夢売るふたり・折々のバカ映画

西川美和監督の『夢売るふたり』を観たが、なんじゃこりゃ、という映画だった。少女マンガ以下のひどいストーリーである。階段から落として刃こぼれもしない包丁に、子供が刺したのを見ていながら警察に言わない目撃者。 松たか子がオナニーしたり、経血で汚…

おしゃれなCM作ってるやつはみんな死ね

すっぽん黒酢の広告に出ている元フジテレビアナウンサーの露木茂がみごとである。 「どんな名演技・名演出も、はまったひとつのキャスティングにはかなわない」と伊丹十三は言ったが、露木茂ほどすっぽん黒酢に似合う男を、わたしは他に知らない。 富士には…

お笑い芸人としての吉永小百合

テレビをぼんやり見ていたら吉永小百合の主演映画『北の桜守』というのが撮影中だという。なんでも『北の零年』と『北のカナリアたち』というバカ映画に続く北の三部作というので、阿部寛が夫役で10才の子供までいるという役柄に腹がよじれるほど笑った。こ…

NHKはCMだらけ

おれもいつしかNHKばかり見ているおっさんになってしまったのだが、べつにNHKが好きなわけでもなければ信頼してるわけでもない。むしろその逆で、どうしようもないと思っている。つぶれたらいいと思っている。 とにかくCMが多いのにうんざりする。な…

永遠の佐々木

辻田真佐憲『大本営発表』(幻冬舎新書)を読んだ。戦時中、日本軍の最高司令部「大本営」がいかにでたらめだったかという論証の本である。 神風特攻隊が出撃すると、海軍と陸軍は競ってそのパイロット名を報道し、宣伝合戦を行った。特攻隊員ではないが体当…

神はなぜ沈黙しているのか

マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙』はまだ観てないが、遠藤周作の原作は読んでいる。 長崎でキリシタンが弾圧されて、拷問によってむざむざと殺されているのに、神はなぜ救わないのか、と問うのである。神はなぜ沈黙しているのか。 映画『マグダレン…

バチ当たりな感動話

映画『奇跡のリンゴ』のあらすじだけ読んだ。これもまた、うさんくさい話である。ネットで調べたらやっぱり、批判が出るわ出るわ。 こういうのは、うさんくさい本が出て、それに大手マスコミが乗っかって、バカがだまされて、ネットで真相が暴かれる、までを…

ビリギャルって言葉がお似合いよ

テレビでやっていた『映画 ビリギャル』を途中まで観た。 偏差値30の学年ビリの女子高生が、慶応に受かれば人生変わるよ、などという塾講師の応酬話法を真に受けて学習塾に通い始める。そのため母親はバカ高い学費を工面するためにブラックで有名な宅急便の…

井上ひさしは耳と鼻から血が吹き出るまで妻を殴った

日本近代演劇史研究会編『井上ひさしの演劇』(翰林書房)は、複数の研究者や評論家による論文集である。 この中で、井上理恵は次のように書いている。 「天保十二年のシェイクスピア」はDVDで観た。とにかく長い(二○○五年九月、蜷川幸雄演出DVD、二…

アヘンの森

C・Wニコルの娘が覚醒剤で捕まった。妊娠中にもかかわらず使用していたというから、よほどのことがあったのだろう。 Eテレの「東北発 未来塾」では、なにごともなかったかのようにC・Wニコルが講師として出演し、自分が手塩にかけて育てた「アファンの…

非常識の効用

宮地弘子『デスマーチはなぜなくならないのか』(光文社新書)を読んだ。たいしたことは書かれてなかったが、社会学の方法論としてエスノメソドロジーというのが紹介されていてこれはおもしろかった。 社会学者のハロルド・ガーフィンケルは、生徒たちに「違…

カルテットで高橋源一郎

ドラマ『カルテット』の第3話に高橋源一郎が、満島ひかりの父親役で出演していた。 この高橋源一郎というのがとんでもない悪人で、満島ひかりを超能力少女だと偽ってテレビ出演させ世間を騒がせて、詐欺で捕まるのである。こんな高橋源一郎のせいで、満島ひ…

長崎は今日も花火だった

ドキュメント72時間『長崎 お盆はド派手に花火屋で』を見てびっくりした。長崎のお盆では、花火や爆竹をばんばん鳴らして邪気を払うのだという。それで花火屋を取材していたが、とにかく客がひっきりなしに来て花火をばかばか買っていくのである。どんな仕…

俺は死ぬまで映画を観るぞ

四方田犬彦『俺は死ぬまで映画を観るぞ』(現代思潮新社)を読んだ。 浦山桐朗が撮った『わたしが棄てた女』を「名作」としたうえで、そのリメイクである熊井啓『愛する』という映画について、四方田犬彦は次のように酷評している。 で、結果はというと、こ…

一月のある寒い日に今日が誕生日の作家の本に出会うことについて

僕が図書館にいたのは特別に読みたい本があったわけじゃなくて、ただ外の寒さから逃れるためだった。図書館の中は暖房が効いていたから、ここではモンクレールのダウンジャケットはもう必要なかった。閲覧室にあるイスは、ほぼ埋まっていた。空いている席が…